東北大学病院 精神科

2021.03.01

河嶌讓先生(DPAT・DMAT事務局)による特別講演「DPAT体制の現状と展望」を開催します。

河嶌讓先生(DPAT・DMAT事務局)による特別講演「DPAT体制の現状と展望」を下記要領でオンライン開催します。
Web のリンクは後日、関連医療機関専用ページでお知らせします。

第16回東北大学災害科学研究拠点セミナー・第29回「災害と健康」学際研究推進セミナー
演題:DPAT体制の現状と展望
講師:河嶌 讓(国立病院機構本部DMAT事務局、厚生労働省委託事業DPAT事務局、日本赤十字社医療センターメンタルヘルス科)
日時:2021年3月1日(月)19:00〜20:30 Web開催
要旨:Disaster Psychiatric Assistance Team (DPAT)とは自然災害や航空機・列車事故、犯罪事件などの集団災害の後、被災地域に入り、精神科医療および精神保健活動の支援を行う専門的なチームです。東日本大震災以降、その災害現場での教訓を踏まえて発足しましたが、DPATが確立したことで、災害医療救援体制全体の中にメンタルヘルス対応の体制を位置づけ、様々な課題を想定して事前の登録・訓練を行って、全国的な組織編成を行うに至ったことは大きな進歩と言えます。本セミナーでは、DPAT体制の現状について、メンタルヘルスの専門家ではない災害科学関係者、あるいは災害の専門ではないメンタルヘルス関係者を対象にご解説頂くとともに、現在の本邦の災害メンタルヘルス体制が有する課題と今後の展望についてご講演をいただきます。

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