東北大学病院 精神科

2021.10.24

富田博秋教授が第 29 回日本精神科救急学会学術総会のシンポジウム「COVID-19 が精神医療現場にもたらした教訓」の座長、シンポジストを務めました。

第 29 回日本精神科救急学会学術総会
2021.10.23(土)~10.24(日)日本大学工学部(福島県郡山市)
シンポジウム 6「COVID-19」
日時:2021 年 10 月 24 日(日)15:25~17:25

テーマ:
COVID-19 が精神医療現場にもたらした教訓

主旨概要
従来から自然災害のみならず、様々な災害を想定して備えることの重要性が指摘されながら、本邦ではその備えが十分になされてきたとは言い難い。新興感染症パンデミックに対する準備は病原体の性格によるところが大きい面もあり本質的に難しい側面があることに加え、精神科医療機関は一般の医療機関と比べても感染症対策を困難にする要因を多く抱えている。精神科病院でクラスターが発生した場合、一般の医療機関とは異なる対策が必要となる。また、新興感染症パンデミックが長期に渡って及ぼすと考えられるメンタルヘルスへの影響に対する対策に関しても精神科医は重要な役割を担う立場にある。本シンポジウムでは、精神科救急に携わる精神医療従事者が共有するべきこととして、新型コロナウイルスが精神科医療にもたらした教訓を整理し、今後のパンデミック対策の向上に向けた取り組みのあり方を検証する。

<座長>
富田 博秋先生(東北大学 大学院医学系研究科 精神神経学分野 教授) 星野 修三先生(一般社団法人福島県精神科病院協会 会長、
一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院 副院長)

<シンポジスト>
1) 斉藤 正彦先生(東京都立松沢病院 院長)
2)牧 徳彦先生(医療法人鶯友会 牧病院 院長)
3) 松田 宏樹先生(厚生労働省 DMAT 事務局 大阪医療センター 救命救急センター)
4) 高橋 晶先生(筑波大学 医学医療系 災害・地域精神医学 准教授)
5) 富田 博秋先生(東北大学 大学院医学系研究科 精神神経学分野 教授)
6) 中尾 智博先生(九州大学大学院医学研究院 精神病態医学 教授)

<コメント>
星野 修三先生(一般社団法人福島県精神科病院協会 会長、
一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院 副院長)

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