統合失調症患者への認知矯正療法と運動療法の併用効果に関する介入研究
研究協力のお願い
東北大学大学院医学系研究科・精神神経学分野では、下記の研究を実施しております。統合失調症患者さまへのより良いリハビリテーション提供を目的としており、貴院・貴クリニックに通院中の患者さまへの募集協力をお願い申し上げます。研究タイトル
統合失調症患者への認知矯正療法と運動療法の併用効果に関する介入研究（臨床試験登録番号：未登録）
研究責任者
富田 博秋（東北大学大学院医学系研究科 精神神経学分野 教授）研究事務局・お問い合わせ先
小松 浩（医師）／内海 裕介（作業療法士）TEL：022-717-7737
研究期間
令和5年4月（2023年4月）～令和10年3月（2028年3月）1. 研究の目的
認知矯正療法（NEAR）と運動療法を組み合わせることで、統合失調症患者さまの神経認知機能・社会認知機能の改善がどの程度促進されるかを明らかにします。また、網膜層（OCT検査）をバイオマーカーとして、認知機能改善の予測可能性を検証します。
2. 研究対象者（適格基準）
1. 東北大学病院精神科または宮城県立精神医療センターに通院中の統合失調症と診断された20～40歳の成人
2. 精神科医師の判断で著しい幻覚・妄想状態ではない方
3. IQ＞70と判定された方
4. 十分な説明を受け、文書同意が得られる方
本研究は、以下に該当する方はご参加いただけません。
2. 精神科医師の判断で著しい幻覚・妄想状態ではない方
3. IQ＞70と判定された方
4. 十分な説明を受け、文書同意が得られる方
本研究は、以下に該当する方はご参加いただけません。
•物質依存や頭部外傷の既往、または現在治療中の方
•高血圧・高脂血症・糖尿病等の生活習慣病、脳血管・心血管障害の既往・治療中の方
•白内障・緑内障などの眼疾患、または高度の視力障害をお持ちの方
•認知症と診断されている方、またはMMSEで21点以下と評価された方
•医師より運動制限を指示されている方
•担当医が、同意能力が不十分と判断した方
3. 研究の内容・方法
*介入群：NEAR＋運動療法＋通常治療（週2回×6ヶ月）
*対照群：NEAR＋通常治療（週2回×6ヶ月）
*評価項目：BACS-J、SCSQ-J、PANSS、GAF、SQLS-J、ISMI-J、RAS、TIPI-J、AQ-J、OCT測定、体組成測定
など
* 適格と判定された患者さまへの研究紹介および案内配布
* 希望される患者さまの研究事務局へのご紹介
ご紹介頂ける場合は、東北大学病院精神科外来にご連絡頂き、金曜日外来にご予約下さい。研究期間中は、東北大学病院精神科で責任を持ってフォロー致します。研究参加終了後は、改めて貴院、貴クリニックへの通院を再開させて頂きます。
ご紹介頂ける場合は、東北大学病院精神科外来にご連絡頂き、金曜日外来にご予約下さい。研究期間中は、東北大学病院精神科で責任を持ってフォロー致します。研究参加終了後は、改めて貴院、貴クリニックへの通院を再開させて頂きます。
5. 費用負担・謝礼
* 研究参加に伴う費用負担はありません。
* 参加終了後に3,000円分のQUOカードを謝礼としてお渡しします。
* 統合失調症の病態解明に向けた精神科臨床検査に関する研究にご協力頂いた場合は別途、謝礼（最大15,000円）をお渡しいたします。
6. 倫理審査
本研究は東北大学医学部附属病院倫理委員会の審査および承認を得て実施しています。
ご多忙のところ誠に恐縮ですが、ご高配賜りますようお願い申し上げます。詳細資料（研究計画書・同意説明文書）をご希望の場合やご不明点がございましたら、研究事務局までご連絡ください。
